仏具・仏事365事典 2

神棚のおまつり

一般におこなわれる、神棚のまつり方、お供えの仕方、お参りの仕方、お神札のまつり方、古いお神札の納め方などをご紹介します。厄年や年祝に該当するのは何年生まれの人という方も多いはず、平成19年の厄年及び年祝の一覧表をご用意いたしましたのでご参考ください。

神棚のまつり方

神棚は神さまをお祀りするところです。南または東向きの、明るく清浄なところにおまつりします。
できるだけ家族がいつも集まる場所で大人が見上げるくらいの高さに設けるとよいでしょう。 また、お仏壇のある部屋と神棚は、さけまた、2階のある家では、その上を歩くことになるような場所は避けたほうがよいといわれています。
お神札(おふだ)をおまつりする前には、丁寧に清掃しましょう。

お供えの仕方

神棚には、両側に榊(さかき)を立て、神饌(しんせん)をお供えします。
神饌(しんせん)とは、 米・塩・水などで、米は洗米か朝炊きたてのご飯、水は毎朝の初水(初めて汲んだ水)お供えします。
また、お酒や珍しいもの、初物をいただいた時には、その都度お供えしましょう。

お参りの仕方

お供えが終わったら拝礼をします。拝礼の仕方は、神社参拝と同じ二拝二拍手一拝(2回お辞儀をし、2回拍手を打ち、1回お辞儀をする)が基本になります。
お誕生日などお祝いのときには、本人を中心に、家族で一緒にお参りするのがよいでしょう。

お神札のまつり方

お神札(おふだ)のお祀りは伊勢神宮のお神札(天照大神[あまてらすおおみかみ]・神宮大麻[じんぐうたいま])が中心になります。
伊勢神宮のお神札と氏神神社のお神札さらに崇敬している神社のお神札の3枚を持ちこれを祭る場合は、下記のように神棚のつくりによってかわります。

◎三社造りの場合

三社造りの場合は、中央に伊勢神宮のお神札、 向かって右に氏神神社のお神札、 左に崇敬する神社のお神札の順がよいでしょう。

◎一社造りの場合

一社造りの場合は、一番手前に伊勢神宮のお神札、 氏神神社のお神札、 崇敬する神社のお神札という順に重ねるとよいでしょう。

古いお神札の納め方

お神札は1年間お祀りし、年末、新しいお神札を受ける時に、一年間の感謝の気持ちを込めて、氏神さまに収めます。お正月の場合であれば1月15日の小正月に左義長やどんど焼きの神事を行う神社もあり、そこで神札を焼納します。地域によっては神棚をお正月ごとに新しくするところもあります。

厄年・年祝について

◎厄年

昔から、厄難の有り勝ちな年のことを、厄年として忌み謹んできました。 厄年は、一定の年齢に達し、社会的にも重要な役割を担う様になる頃、それとともに心身の疲労・病気・災厄が起こりやすくなり、人生の転換期として注意すべき年廻りや生涯の一つの節目として、自覚と慎みが必要な時期であります。

◎年祝

還暦(六十一歳) 干支(十干十二支)が満六十年でもとに戻るので本卦還りともいいます。
古稀(七十歳) “人生七十古来稀なり”という杜甫の詩から基づいています。
喜寿(七十七歳) 喜の略字が“七七七”にあてたものです。
傘寿(八十歳) 傘の略字が“八十”からきています。
半寿(八十一歳) 半という字が八・十・一に分解できることからつけられました。また将棋盤の目が八十一あることから半寿は盤寿ともよばれます。
米寿(八十八歳) 米とう字が八・十・八に分解できることからつけられました。
卒寿(九十歳) 卒の略字が“卆”からきています。
白寿(九十九歳) 百から一を取ると“白”となるところからきています。
上寿(百歳) 六十歳の下寿、八十歳の中寿に対するものです。
茶寿(百八歳) 茶の字は、十が二つと八十八とに分解され、合計が百八となることからつけられました。
皇寿(百十一歳) 皇の字が“白”と“王”に分解され、“白”が九十九、王が十二ということで合計百十一となることからつけられました。

◎厄年及び年祝

数 年 祈祷名
13 男 女 十三参り
18 前 厄
19 本 厄
20 後 厄
24 前 厄
25 本 厄
26 後 厄
32 前 厄
33 本 厄
34 後 厄
37 男 女 年男年女
41 前 厄
42 本 厄
43 後 厄
49 男 女 年男年女
61 男 女 還暦祝
70 男 女 古稀祝
77 男 女 喜寿祝
80 男 女 傘寿祝
81 男 女 半寿祝
88 男 女 米寿祝
90 男 女 卒寿祝
99 男 女 白寿祝
100 男 女 上寿祝
108 男 女 茶寿祝
111 男 女 皇寿祝