今回はお数珠に関する保管やお手入れに関する疑問をまとめました。
前回の基礎知識編はこちら!
A.修理が可能です! 誠心堂へご相談ください!
房の形や、色を変えることで、まったく印象の異なる数珠となります。
珠が足りなくなってしまった場合も、「同一あるいは近似品の珠を増やして元通りに直す」あるいは「すこし小さくなるが珠を増やさず形を直す」ということが可能です。
数珠や房の種類にも拠ってお値段は変わりますので、店頭にてご相談ください。
A.仏様が自身を守ってくれた、悪い縁を切ってくれた吉兆と捉えましょう。
数珠の中糸も「絹糸」がほとんどで、保管しているだけでも劣化してきます。
久しぶりに使っただけなのに切れてしまった、ということもままあるのです。
A.正絹(絹100%)の房なら、ご自宅で直せます!
【ご注意】
※沸騰したお湯を使用しますので、十分お気を付けください。
※人絹など化学繊維の房は溶ける可能性がありますので、湯のしは避けてください。
「アイロンのスチームモード」でも可能です!
【ご注意】
※アイロンの取り扱いには、十分お気を付けください。
※アイロンを直接当てると、石や房が痛んだり、色抜けする場合があります。
やや離して、スチームの蒸気を当てるようにしてください。
※人絹など化学繊維の房は溶ける可能性がありますので、避けてください。
熱で糸が溶けてしまうことがありますので、「湯のし」「アイロン」は避けてください。
修理として房の交換も承れます。誠心堂へご相談ください。
見分けがつかない場合も、同様にお持ち込みください。
参考としては、手で触ったときに、
といった感触の違いがあります。
手頃なプラスチックビーズの数珠に使われる房は、人絹(化学繊維)であることがほとんどです。
A. 数珠入れ(数珠袋)は持ち歩き用で、保管には適しません。
男性は上着のポケットに入れる方も多いです。
いずれにしても、ご自宅に帰ったら取り出しましょう。
A.「通気性の良いところ」に「房の先まで伸ばして」保管してください!
・念珠掛けに下げておく
・数珠用の箱(桐箱や紙箱)に入れておく
のが、ベストです。
いざ使用したいときに「どこに仕舞ったかな?」と慌ててしまわないように、定位置を決めておきましょう。
数珠掛けは店舗でも取り扱っている他、オンラインストアでも販売しております。
A.水で濡らすのは厳禁です! やさしく乾拭きしてください。
どうしても手の汗や脂、時には涙……がついてしまいます。
お参りの後は、眼鏡拭きなどのやわらかい布で優しく拭ってください。
どうしても取れない汚れは、固く絞った水濡れ布巾などで拭い、必ず乾拭きをしてください。
強く引っ張るなど力を加えると、中糸が切れたり、珠が破損することがあります。
優しくお取り扱いください。
数珠・腕輪念珠には、
・石 …水晶やメノウ、トラメ石など
・木 …黒檀や紫檀、欅など
・木の実 …星月菩提樹、龍眼菩提樹など
・サンゴや真珠、貝殻
などが珠として使われています。
どの珠でも、変色や破損、中糸や房の劣化・傷みの原因となりますので、避けましょう。
サンゴは比較的水には強いのですが、真珠は膨張の可能性があります。お気を付けください。
A.一般的には「お焚き上げ」にお出しください。
誠心堂にてお焚き上げのお引取りも承っておりますので、ご相談くださいませ。
なお、紐が切れたり、房が痛んだだけの数珠は、元に戻すための修理も可能なほか、
珠を使って腕輪念珠にするといった修理も承れます。
(余りが出た分はご処分するか、お守り袋などに入れて保管も可能です)
お悩みの方は、ぜひ誠心堂へご相談くださいませ。
店頭には常に80種類以上の数珠をご用意しております。
時には、修理よりも新品に買い替えたほうがお安くすむことも……。
祖父母の代から受け継いだもの、亡きご両親からの贈り物など、数珠への思い入れにもよってお考えは変わってくるでしょう。より良い選択ができるようご協力させていただきます。
前回のコラムはこちら!
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